【洋楽和訳】The 1975 – Jesus Christ 2005 God Bless America

こんにちは!英語と音楽に勤しむ大学生コーエイ(@koei_____)です。

洋楽の歌詞の和訳を通して英語の勉強をしていくシリーズということで、今回はThe 1975の”Jesus Christ 2005 God Bless America”という曲を和訳していきます。

The 1975はイギリスのロックバンドで、近年はジェンダー・イクオリティや環境問題など、果敢に社会問題に対しても音楽、彼らの言葉を通して訴えている自分が大尊敬しているアーティストです…!

そんな彼らが2020年5月22日に4枚目の新アルバム『Notes On A Conditional Form』を発売するということで、発売に先駆けていくつかシングルをリリースしていて、今回の“Jesus Christ 2005 God Bless America”は先日2020年4月3日にリリースされた最新シングル。

自分の英語の勉強の一環ですが、早速和訳していきたいと思います!(間違ってたらコメントでこっそり教えてください…!)

後半には使える英語フレーズと歌詞の考察です!

The 1975 – Jesus Christ 2005 God Bless America

I’m in love with Jesus Christ
He’s so nice
I’m in love, I’ll say it twice
I’m in love (I’m in love)

キリストに恋をしている
彼はすごくいい人
恋してる、そう2回言うよ
恋してる(恋してる)

I’m in love, but I’m feeling low
For I am just a footprint in the snow
I’m in love with a boy I know
But that’s a feeling I can never show

恋してる だけど落ち込んでる
僕は雪の中の足跡みたいなものだから
知ってる男の子に恋してる
でもその気持ちを示すことはできないんだ

Fortunately I believe, lucky me
I’m searching for planes in the sea, and that’s irony
Soil just needs water to be, and a seed
So if we turn into a tree, can I be the leaves?

幸いにも 自分は信じてる ラッキーだ
海の中で飛行機を探してる 皮肉なことに
土は土であるがために水がいる そして種も
だから自分たちが木になったら 僕が葉っぱになってもいい?

(Ooh, ooh)

I’m in love with the girl next door
Her name’s Claire
Nice when she comes ‘round to call
Then masturbate the second she’s not there

隣の女の子に恋をしてる
彼女の名前はクレア
彼女が電話してくるときはいい
そして彼女がいなくなるとすぐに一人でする

Fortunately I believe, lucky me
Searching for planes in the sea, and that’s irony
Soil just needs water to be, and a seed
So if we turn into a tree, can I be the leaves?

幸いにも 自分は信じてる ラッキーだ
海の中の飛行機を探してる 皮肉なことに
土は土であるがために水がいる そして種も
だから自分たちが木になったら 僕が葉っぱになってもいい?

(Ooh, ooh)

使える英語フレーズ

be in love with: ~に恋している
feel low: 落ち込む
lucky me: (自分が)ラッキーだ
search for: ~を探す

歌詞の考察

こちらのサイト( https://genius.com/16974206 )を参考に、サイトの英語を訳して歌詞を考察していきます。

I’m in love with Jesus Christ
He’s so nice
I’m in love, I’ll say it twice
I’m in love (I’m in love)

まずは最初こちらで主人公がキリストに恋していることが分かるのですが、歌を男性のMatthewが担当しているため、これは主人公は男性で、その子が男性のキリストに恋しているという構図です。

聖書の教えではLGBTQは宗教上の罪です。つまり、LGBTQが聖書の教えに反するにも関わらず、隣人愛を説くキリストが自分のことをまだ愛していると言い聞かせているという強烈なアイロニーなのです。

ただ、先ほどのサイトのコメントによると、どうも主人公の彼は本気でキリストのことを愛しているというよりか、むしろ何度も“I’m in love”を繰り返していることから、このキリストとLGBTQの矛盾に立ち向かって「自分は恋してるんだ」と主人公は自分に言い聞かせているということを示唆しているみたいです。

I’m in love, but I’m feeling low
For I am just a footprint in the snow
I’m in love with a boy I know
But that’s a feeling I can never show

こちらでもやはり、LGBTQの方はカミングアウトをすることが難しいことを示していると思われます。

“a footprint in the snow”、「雪の中の足跡」とありますが、これはどうも「雪の中の足跡」は誰かがその上を踏むまでは完全であるということから、「雪の中の足跡」というのは、同性愛は罪だと言われている中で、もし自分がカミングアウトをすれば自分自身と自分の家族に対して「汚名」をつけてしまうが、カミングアウトをしなければ「雪の中の足跡」のようにまだ「汚名」のない完全な状態であるという彼の気持ちの比喩のようです。

Fortunately I believe, lucky me
I’m searching for planes in the sea, and that’s irony
Soil just needs water to be, and a seed
So if we turn into a tree, can I be the leaves?

Chorus部分です。まずは自分が何かを信じていることがラッキーなことだと思っているようです。

そして、空を飛ぶはずの飛行機を海の中で探しているということで、自分が間違ったところにいるということを示しているのだと思われます。

おそらく上の二行で自分のセクシュアリティと自分の信仰心の矛盾やコントラストを示しているんだと思います。

そして、土が土でいるためには水と種が必要であり、そこから育った木の葉っぱでありたいと気持ちを表しています。

葉は季節によって様子を変えます。でも同性愛反対などの社会通念はなかなか変わりません。凝り固まった社会通念に強制された人々は葉のような変化を求めているんだということを示しているんだと思います。

I’m in love with the girl next door
Her name’s Claire
Nice when she comes ‘round to call
Then masturbate the second she’s not there

次は自身がバイセクシュアルだとカミングしているLA出身のシンガーソングライター、 Phoebe Bridgers が歌うパート。主人公は女性に変わったと思われます。

ここでは女性が女性に恋をするも、やはり気持ちを打ち明けられず、恋したクレアと関係を持ちたくてもできず、1人でするということを示しています。

まとめ

この曲はキリスト教とLGBTQの矛盾を書いた曲でした。

The 1975のフロントマン、Matthew Healyはジェンダー・イクオリティ(ジェンダー平等)を求める声を上げたり行動をしています。

例えば、今後、ジェンダーバランスのとれたフェスにしか参加しないと宣言したり、ライブでお気に入りのロングスカートを履いたり、宗教上同性愛が禁止されている国でファンの男性とライブ中キスを交わしたり。

また、2019年のBrit AwardsでのスピーチではGardianLaura Snapesの2015年の記事を引用しながら、音楽業界内の女性嫌悪を批判しています。

“Male misogynist acts are examined for nuance and defended as traits of ‘difficult’ artists, [while] women and those who call them out are treated as hysterics who don’t understand art,”

「男性の女性嫌悪の振る舞いはそのニュアンスが理解され、気難しいアーティストの特性として擁護してもらえるのに、女性や男性アーティストに対して声を上げる人々がそれを指摘するとヒステリックでアートを理解していないとみなされる」

ジェンダー平等は女性やセクシャルマイノリティの方だけの問題ではありません。この社会の当事者である全員の問題だと思います。

私たちはまず自分たちの中に眠る差別と向き合いながら、この社会の当事者として共に認識を改め、行動するときに来ていると思います。

以上、The 1975 – Jesus Christ 2005 God Bless America の和訳でした!

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ABOUT US

コーエイ
留学延期中の大学生
今留学延期中の大学生です。 音楽が好きで何かやりたいなぁと思いつつ、日々の大学での勉強も充実してて時間が取れず、ジレンマを感じている大学生。そんなジレンマ状態から抜け出すためにアメリカに音楽留学する予定だったのがコロナで保留に。大学では朝鮮半島の歴史を研究していて、ジェンダーにも関心があります。もう少し勉強したいという思いとまだ将来が決まらないということから来年は大学院に進学予定です。まわりと比べて、未だ道を決めきれない自分が日々、思ったこと、考えたことをつづろうと思います。 大学入学➡好きな音楽に再度向き合うため1年間の休学を決意➡トビタテ12期合格➡コロナ➡留学保留中